新型ウィルスの状況は変わらず。このところ外食することがなくなったので、よく分かっていなかったのだが、近々の緊急事態宣言で、飲食店での酒類の提供が禁止されている模様で、僕のまわりの人々は憤りを隠せない状況になっている。まさに、現代の“禁酒法”(ちょっと笑える表現)と、みんなが呼んでいて、やるせなさが募るばかりである。オリンピックの件も含めて、これだけ、日本国民の大多数が、怒っている、或いは、不快に思っている、という状況は、個人的には50年程生きてきて、なかったのでは?、と思ってしまう。とても不思議な感覚である。僕の周辺の人々は、比較的おだやかな人が多いと思うのだが、何だか、みんな多かれ少なかイライラしている&若干呆然としてしまっている(自分も含めて)、という感もあり、いやはや、大変な状況になってきたな、というのが正直なところ。
う~ん、ここは、ケイト・ブッシュを聴くことにする。5作目の大傑作『愛のかたち』。やはり、A面1曲目の超名曲「Running Up That Hill(嵐が丘)」を聴くしかない。今聴いても決して古びなくて刺激的な楽曲群。そして、「嵐が丘」は、その中でも群を抜いて素晴らしい。幻想性とポップ性という、普通相容れない2要素をしっかりと昇華させている。そして聴く者に妙な納得感を与えている、ように感じる(あくまで個人的な感覚だが。。。)。本当に不思議な曲だ。さて、この不思議な状況の中、元気にいきましょう。(TM)