クエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピット出演の映画、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』がやはりすごい。
なにがすごいかというと、
②タランティーノの映画としては珍しく残り30分くらいまで(映画の尺はタランティーノらしく今回も160分程の長尺)ほぼ何も起伏が起こらない、けど、ずっとワクワクドキドキする演出。
③ブラッド・ピットがここ十数年くらいの出演作の中で圧倒的にカッコいい(ディカプリオやマーゴット・ロビー、他豪華なキャストの演技も素晴らしい)感じ。
というところか。
特に、ブラッド・ピットが夜のハリウッドの街を車で疾走するシーンは(特にドラマ性はなく何てことないシーンだけど)見ていて鳥肌がたち思わず泣けて来る程。これは映画館で観るしかない映画。この時期(69~70年)に自分が丁度生まれたんだなぁ(日本だけど)、と思うととても不思議な感覚になる。そして、現在にこの映画がつくられた意味を考えさせられる。ラブ&ピース、永遠なれ。(TM)