2019/09/26

ダーティ49

 私事で恐縮ですが、不肖、私めが49になりました。
 みなさんより、それぞれ祝福をいただく。ありがとうございました。この歳になってくると、嬉しいか?と聞かれれば、もう微妙な感じになってきてしまっているが、まあ、お祝いいただくのは、本当に嬉しいものですよね。50一歩手前になりました。いろいろと考えさせられる。が、考えてもはじまらないこともたくさん!
 ので、まあ、それはさておき、また更に精進いたします。(TM)

2019/09/22

『魂がふるえる』展

 遅ればせながら、六本木で開催中の『魂がふるえる-塩田千春』展を観る。いつも思うことだが、六本木ヒルズに来るのは気が引けるのだが(←まったく個人的な感覚)、森美の展示はすさまじい。今回も、ある程度予測はしているのだが、作品のヴォリューム、クオリティ、とも、見応え充分である。
 もともとサイトスペシフィックな展示が評価されてきている作家な訳だが(個人的には越後妻有などで何度か作品を拝見した経緯がある)、このホワイトキューブの空間にもまったく臆することなく、大作(群)をつくりあげている様子にただただ溜息をつくばかりである。作品に力があれば、場所性を超越したものをつくることができるのだなぁ、と改めて感じ入る。
 後、蛇足だが、本企画展とはまったく関連はないのだろうけど、展示会場の一角にいくつか映像作品が展示されていて、これとの落差が激しくて(良い意味で言っています)面白かった。高田冬彦の作品群と会田誠の作品(作品名『フェイクニュース』)が秀逸過ぎて思わず爆笑。いや、世界は広い。(TM)

2019/09/14

襟を正して

 ブログを長い間更新できず(すみません)。そんな間に新たな内閣が発足。新たな環境相の入閣に世間のメディアは沸き立つばかりだが、文科相の驚愕の人事をはじめ、後はもうこれは、改憲につき進むのだろう。隣国の政治事情ばかりメディアにとりあげられてばかりいるが、自国のことにはどのメディアも突っ込まないのか。そもそも千葉の被災対応にはまったく国は動かない(東電のせいばかりにしている)このタイミングで内閣改造とは、というのが周辺の主だった(まっとうな)意見。おそろしくもあり、無力感に打ちのめされるのである。
 こういう時は、チャーリー・ヘイデン『Liberation Music Orchestra』を聴く。最近、中古レコード店で見つける(ちなみに写真に写っているのは同時にゲットした、イーグルスのファーストとヴァン・モリソンの『ムーンダンス』))。名盤だ。ある意味決して聴きやすい音楽ではないだろう。しかし、こういう時は、襟を正して、聴くべき音楽を聴く訳である。(TM)