ので、作品に観覧車が直に向き合う、ということが求められる、という点が静かな刺激を受ける。作品の展示には自然光と作品の一部であるプロジェクターの光のみを使っている(通常のスポットライト照明は使用していない)ように見受けたので、そんな展示環境も相まって、作品としてのダイレクトな存在感と、その直接性が生む抽象性というものが、頭を含めた身体をグルグルと駆け巡り、非常に難易度(或いは、多義性と言ってもいいかもしれない)を感じずにはおられず、それがまたビンビンに心地よい。
あらためて、芸術の秋なんだなぁ、と品川の地で多幸感に浸るのでありました。(TM)