武蔵野大学で木工演習の授業をしているのだが、その授業内で何故か毎年、グループに分かれて小演劇をおこなうことを課題の一つとしている。何故、木工の授業で演劇なのか?という、最大にして唯一の謎は相変わらず厳然と横たわっているのだが、もう毎年恒例になってしまったので、学生たちも当然の如くこの課題に取り組むようになっている。本日がその2017年度の開催(開演?)日。授業時間内にキャンパスに戻って来れる範囲であれば演じる場所は自由に設定できるので、教室外でほとんどの演目がおこなわれることになる。
今年は3グループによる公演。天候はあいにくの雨だったため、思い切ったパフォーマンスができ切れない感じは漂っていたが、各グループとも、様々な趣向が凝らせており面白い。シーンの展開が面白いグループ、ストーリー性を重視したグループ、場所を限定して参加型にするグループと、3つのグループそれぞれの面白さは表現できていた。今年は雨の中だったせいか、テーマが重めに感じた。それとも、これはある意味、どうしようもない閉塞感が何となく漂っているご時世(そうなのだ。就職状況がいいのにもかかわらず学生の間にはなんとなくそんな雰囲気が漂っている。いや、気のせいかもしれないが。。)の反映なのか。。。うむ。
演劇なので、雨なんか気にせず、爆裂するくらいのエネルギーを発散させてもいいんじゃないかと、観てる側からは勝手に思ってしまう
。いや、本当に勝手な意見ですみません。で、後期もやってみようかな!、とこれまた勝手に思うのでありました。(TM)