■イスをつくる」課題:
「 午前4時の25か6分前
深夜のラジオのスイッチをつけ
1945年から、70年を考える
そんな時に座るイス」
【課題概要】
とあるジャズ・ミュージシャンが深夜のAMラジオで喋っている。「もしあなたが自信を失い、疲れ果てて、自分や誰かを呪いそうになって、生きていく意味がわからない子羊のようになって、そして。。。もしそれが金曜の深夜だったら、ラジオをつけてください。」、と。
さて、2015年は戦後70年を迎える。世界各地で勃発する戦争やテロ、緊張するアジア情勢、原爆から原発への流れ、翻弄される経済の動き、米軍の沖縄基地、靖国神社、5年後に開始される五輪、etc、、、。この70年の時間を僕たちはどう考えるのか。
2007年にブルース・スプリングスティーンは『Radio Nowhere』を唄っていた。そんな流れは、さまざまなコンプライアンスによる委縮という枠組みがかぶさる日本のラジオにもみて(聴いて)取れる。ラジオDJのピーター・バラカンが2012年に仕かけた「ラジオに魔法を取り戻す」ことはできるのか。
そんな、今現在。
いろいろなことが身の回りでも起きている。そして、僕たちはどこに向かうのか。
様々に考えを巡らしてみてください。魅力的なイスに出会えることを期待しています。(TM)