武蔵野大学の卒業設計の発表会・講評会。例年のことだが朝一番から夕方にかけて全学生の発表を聞き、講評をおこなう。学生はほとんど徹夜明けで、最後の力を振り絞ってプレゼンをおこなう訳だが、武蔵野大学は全員発表(学生は恵まれている、とつくづく感じる)なので講評する教員も大変だ。
全体的に年々、卒業設計をする学生数が減ってきている。今後のことを考えると少しさびしい状況だ。これは全国的な傾向なのか?
さて、そんな中、作品全体の総括だが、今年は完成度という点では、ちょっと残念な結果。各先生方からも厳しい講評がある。2月の最終審査会までにどこまでブラッシュアップできるか。学生時代の集大成なので、頑張ってやりきって欲しい。卒業設計は歳をとっても、飲み会などの語り草になるので、これで歩みを止めることなく最後までやりきるよう、コメントをさせていただく。そうです。法規も、コストも自由な枠組みで、設計ができるなんて、これが最後だからね。という訳で、いろいろと最後の生みの苦しみ(と楽しみ)を感じながら、2月の審査会を楽しみに待つことにする。
最終審査会は2/11(火・祝)13:00より武蔵野大学(武蔵野キャンパス)グリーンホールにて開催します。お時間ありましたら、お越しください。(TM)