2010/12/28

LOOK BACK 2010 その1

2010年もいよいよラスト。ということで、全くな個人的なマイ・ベスト2010をふりかえり。まずは映画編。今年は全く忙しくて観た映画は数えてみたら33編。ちょとマイ・ベストを語るには少なすぎるが(まあ、50編くらい観ないとねぇという感じですが)、こんな感じ。
1位:『イングロリアス・バスターズ』
2位:『愛のむきだし』
3位:『ハングオーバー』
4位:『マイレージ・マイライフ』
5位:『戦場でワルツを』
番外ベスト1:『レッツ・ロック・アゲイン』
番外ベスト2:『不思議惑星キン・ザザ』
 ちなみに1位、2位とも昨年の上映配給映画で再映を観たことになる。『イングロリアス・バスターズ』はバウスシアターの爆音上映祭で。爆音上映なのがさらに良さを増長。丁度、観たとき、個人的に非常に嫌なことがあった直後だったので、個人的にはカタルシスの塊になってしまった。クリストフ・バルツがアカデミー賞をとったり、イーライ・ロスの演技も評価が話題になったりと脇役人の評価が高かったが、何と言ってもブラッド・ピットがいい演技、というか、はまり役だった。劇中ブラピがナチの上映会に潜り込んだ際の、「ボン・ジョルノ!」の科白は一見の価値があり。とにかくこれを観て、今年元気に乗り切れたような気がする。
 後は、番外編の2つの映画が印象に残った。『不思議惑星キン・ザザ』は本当に刺激的な映画。SF的な効果が低予算のため、逆にそれが効果的に観る側に訴えてくるものがある。奥が深い。カルト的な人気がある映画で一度観たかったのだが、映画館で観れてよかった。『レッツ・ロック・アゲイン』は著作権の関係で劇場公開がラストチャンス。しかも最終日に観れた。これもまた、バウスの爆音上映。まさに爆音が身体にしみた。ジョン・ストラマーのドキュメンタリーなのだが、「腰も痛いし、体力もなくなってきたが、聴いてくれる人がいる限り俺は演る。だから、レッツ・ロック・アゲイン!」というストラマーのメッセージは泣ける。そんなこんなで今年度の水谷研のスローガンが『Let’s Rock Again!』になっているのである。