2025/04/13

丘ばかり

 千葉方面に出かける所用があり、その帰途で、東京の都心に赴く。都心は人が多すぎるので、最近できるでか近寄らないように避けている(!)のだが、丁度、大学時代の建築同期生と会食をすることになり、麻布台へ。ご存知、麻布台ヒルズ(設計:トーマス・ヘザヴィック)が新たな街のランドマークとして開発されている様子を、やっと観ることになる。確かに現在の新しい建築のかたちの一つが実現されているのだろう。が、あまり心に響かなくなっている自分がいる。これ、歳をとったからなのだろうか?と自問自答。

 それにしても、六本木、虎ノ門と、ヒルズがどんできてきていて、都心は丘(Hill)ばかりになってきていて(まあ、丘本来の姿からいうと、麻布台が一番まっとうと言えるのかもしれないけど。。。)、これが中々庶民を寄せ付けない感じの丘だなぁ、という感想を持つ(あくまで個人的な所見です、はい。)。逆に、麻布台ヒルズの前面の桜田通りのコンビニの前に、植え込み回りにベンチ状の平場があり、そこに外国人観光客の人々を含め、人々がたたずんでいる様子がうかがえ、都市の中の居場所ができあがっているコントラストを興味深くみる。

 肝心の会食の方は、ダイスケ、タカネ、ヒデ、とおじさん4人で、久しぶりの邂逅。コロナもあって10年以上会ってないかも(、、、もう各々記憶が定かでない(笑))、というブランクも物ともせず、学生時代の勢いで、いろいろと話す。店のセレクト若干間違ったけど、楽しい宴でありました。そろそろいい年代なので、お互いの健康と活躍を祈念しながら、帰途につく。元気にいきましょう。(TM)