このプロジェクトも今年度で9作品目にあたる。(時が経つのは早い!)作品名はこれも慣例となり『アーチの森2015』。今年の作品の特徴は簀の子状の構造(実際は構造体として機能するところまでいっていないのだけど。。)ということと、内部に滞在できる空間(写真の一番左の箱型の小屋がそれです)をつくったというところか。今年の作品も、僕の好みもあって、ピシッと綺麗に作品を仕上げるというテイストではなく、ラフで自然発生的(に見えるよう)な感じになっているところが面白い。こういうのは建築的にはあまり評価されなのだけどねぇ。まあ、だからこそうまれるインティメイトな空間性というのは、アリではないかと思っている。
今年は天候にも恵まれたくさんの方に来場いただきました。ありがとうございました。(TM)