2017/01/29

さいたまスーパーアリーナにその音は轟く

 さいたまスーパーアリーナへ。
実は、ここに来るのは初めて。
ライブは18:00開演だが、16:00過ぎの会場時間帯からものすごい数の人々で会場周辺は溢れ返っている。
 まったく事前予習をしないでライブに出かけたので、18:00から前座(日本のロックバンド)の演奏があり、いきなり拍子抜け(笑)。本編は19:30にスタートとなった。
 さて、今回のライブははっきり言ってまったく期待値無しで臨んでいた。
 バンドは80年代後半に衝撃的にデビューを果たし、一気に世界の頂点まで上り詰めた。90年代の半ばにオリジナルメンバーが次々と脱退し、ヴォーカルだけが残るかたちになり、ほぼバンドは崩壊した状態(断続的にライブ活動は継続していたが)が続いていた。それが約24年ぶり(何と!)に、ヴォーカル&リード・ギター&ベースのオリジナルメインメンバーが揃うという記念すべき来日となった。と、いう訳で、僕の学生時代(それこそ20数年前)の来日公演を見逃してしまい悔いがあったということもあり、「まあ、記念に観ておこう」という感じで会場に乗り込んだ次第である。
 そして、ライブが19:30に切って落とされた。
 1曲目はファーストアルバムの「It’s So Easy」から始まる。ここで、僕のライブに対する安穏としたモチベーションは一気に粉砕されることになる。まさに、圧倒的な演奏、そして会場を呑み込むドライブ感。はっきり言って自分が歳を取ってくると、いろいろなものを観てきてしまっているということもあり、観るライブに対する感動の度合いは薄れてきているここ近年なのだが、まさに今回は「雷にうたれたような」衝撃で、自分でもビックリした。そして、この感動は、ポール・マッカートニーやクイーンのライブで感じた種類の感動とは全く別のものだ。
 そして、2曲目に「Mr.Brownstone」(これもファースト・アルバムの楽曲!)が叩き付けられるように演奏され、もう後は恍惚となりライブの中に没頭していくことになる。それにしても、ライブ前には完全に忘れていたが、「こいつら。。確かに、上手かったよな。。そして、マジで上手いな。。。」という、とても基本的な所を思う存分思い出さされてしまった。
 セットリストの中に、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニー(この2曲はアルバムにも収録されている)、フー、ダムド、クラプトン、ピンク・フロイド、おまけに映画『ゴッド・ファーザー』のテーマ、といった曲群のカヴァーが入っており、その演奏を聴きながら、このバンドの懐の深さを感じさせられた(はっきり言って、このラインナップを一つのバンドで消化するのは不可能ではないだろうか)。
 ほぼMC無しで、ぶっ続けの演奏。何と約3時間の演奏!いや、本当に素晴らしかった。バンドとしては一時期ボロボロになり、紆余曲折を経ながらも、ヴォーカルがバンドを何とか継続させていたことによって、今夜のライブがあったということで、「いや、本当によかったよな。。」と改めて感じ入りながら、さいたまを後にする。
ギター:スラッシュ、ベース:ダフ・マッケイガン、そして、ヴォーカル:アクセル・ローズ。
そのバンドの名は、『ガンズ・アンド・ローゼス』。(TM

2017/01/26

卒業設計発表会2016(年度)

 武蔵野大学の2016年度の卒業設計の発表会が開催。
今年度は昨年度に引き続き有明キャンパスにて(そして、有明では今年がラストとなる)、昨年同様ポスターセッションのかたちでおこなわれる。作品の前には学生が控えているので、各作品ちゃんと話を聞くと持ち時間の3時間があっという間に過ぎていく。感想としては、「ちょっと元気ない、というところか。でもリアリティという面では例年より、ある、と言えば、ある。うん、それって、ダメではないののかな。。。いや、やっぱりだめやろぅ。。。」という感じ。ザックリと言うと「やったるで!!」的なパワフルな案が一つもなかったのが残念。
 この「パワーない。。。(でも、マトモと言えばマトモ。。)」という感じは年々強まっている。ように感じる。そこがやはり断然物足りないところ。でも例年23作品は良くも悪くもぶっ飛んでる作品があるので、やはり、重ね重ね残念だなぁ。
ポスターセッション後の学内審査で9作品がピックアップされた。当該の学生は2/11(土)(於武蔵野大学有明キャンパス3号館1階)の公開審査会で最終審査へ臨むことになる。是非、いい形でブラッシュアップした作品の姿を見てみたいところ。
 さて、すべてが終了後、水谷研の学生と東京テレポート駅近くの居酒屋で打ち上げ。ゼミ生9名のうち4名がファイナルへ。逆に言えば5名は進めず。まさに、悲喜こもごも。さて、熱い思いを決勝で、是非ぶつけて欲しい。
 セレクトされなかった学生の審査会での「ちょっと待った!」(とんねるずの『ねるとん』風に(って、今の人たち分からないよね!))を毎年期待しているが、今までは史上誰もいない。そのくらいのパワーがみてみたい。と、若干、アジってみるのでありました。(TM)

2017/01/06

新年2017

明けましておめでとうございます。

例年通り、吉祥寺の八幡宮へ初詣に行き、新年のスタートです。現場も今日はちょっと寒いです。
新しい1年が始まります。
本年もよろしくお願い致します。