2016/04/23

パープル・レインは流れ続ける

 プリンスが急逝するという衝撃的なニュースが世界を駆け巡る。ちょとショックがでかすぎて、あまり何も考えられない。個人的には86年の大阪城ホールで観た「パレード・ツアー」は僕が見たライブ(当時はまだ高校生でした)の中では3本の指に入る感動もので、今でも強烈な印象が残っている。亡くなったということがまだ信じられない。
ご冥福をお祈りします。(TM)

2016/04/21

久方ぶり再会

  予備校時代の友人のケイシ君が岡山から上京してきたので、同じく予備校時代の仲間のカツ君も誘って、新宿にて会食。
  2年前に25年ぶりに再会して以来の会合。さすがに前回の25年ぶり程の衝撃はないが、古い友人と会えるのは嬉しいもの。しかも予備校時代なのでたった1年だけ同じだけだった訳だが、こうやって付き合いが続くのは不思議なものだなぁ、と改めて感じる。二人はそれぞれ、医学と化学の世界で活躍中で、片やドメスティックに、片やワールドワイドにという感じのようで、それぞれ話題も面白い。
  それにしてもケイシ君は新宿に人生で初めて降り立った、という事実に3人で爆笑。それぞれの人にとっての様々な距離感というものは、興味深いと思った次第。その距離感のようなものは、少し建築的だよなぁ、と酩酊気味に夜の新宿の場を堪能する3人のオヤジでありました。                          (TM)

2016/04/13

Love and Mercy

ブログの文章を書き留めてUPせずに滞っていたところ、九州での地震があった。僕の実家が神戸のため阪神大震災で被災した時のことを思い出す。被災地は本当に大変なことになっていると思うが、復興への歩みを祈るばかりである。このタイミングでUPする文章ではないかもしれないが、ブライアン・ウィルソンのLove and Mercyの詩が力になればという思いを込めて。
 
 4/13、ブライアン・ウィルソンのライブに東京国際フォーラム。今回は『ペット・サウンズ』の完全再演ということで、もうこれを見逃すと観れないんじゃないかという思いを胸に。
 第1部がビーチ・ボーイズのベスト&レア楽曲、休憩を挟んで2部が『ペット・サウンズ』の再現という構成。さすがに第2部はグッときた。バックの演奏やコーラスも1部のいい意味でのカジュアルさとはうって変わってほぼ完璧な演奏。「God Only Knows」は熱いものがこみ上げてくる。
 そして、アンコール。まったく今回のプログラムを予習せずに臨んだので知らなかったが、ここからはスーパーヒットのゴールデン・メドレーをほぼノン・ストップで演るという、怒涛のステージ。アンコール1発目の「Good Vibration」に始まり、会場はここでオールスタンディング状態。「All Summer Long」~「Help Me Rhonda」~「Barbara Ann」~「Surfin’ U.S.A.」~「Fun,Fun,Fun」と続く中で、この「Fun,Fun,Fun」で最高潮に盛り上がる。これほど、誰もがハッピーになれる音楽があるというのが本当に素晴らしい。そして最後に「Love and Mercy」で締め、ここで泣く。いやはや。本当に至福の時間だった。
 今回のツアーにはアル・ジャーディンも同行しており、ブライアン・ウィルソンとの対を成す人間像が心に残った。人間は誰もが歳をとり枯れていくのだが、この枯れ方にもいろいろあり、それがまさにその人を表現していくのだなぁ、と強く感じる。
 会場を出ると有楽町にはたくさんの人々が溢れている。それぞれの人生。まさにLove and Mercy。   (TM)

2016/04/03

いつもの季節の花見

 









 


 巷は桜が満開。
 それと同時に我が家の庭に植えたチューリップが大量に咲き誇っている。
 さて、毎年、花見は家の近所の武蔵関公園と決めている。
 井の頭公園や石神井公園と違い、それほど人が多くないのでゆったりとできるのがいい。毎年、公園内のまったく同じ場所で花見をするので、これもある意味ルーティンになってきている。
 いつもの季節、いつもの光景。
 こういうのもいいですよね。(TM)

2016/04/02

新譜続々

 女性陣(しかも若い)のアーティストの新譜が素晴らしいと書いたところだが、4/1に立て続けに、ウィーザー、ペット・ショップ・ボーイズ、チープ・トリックの年代はさまざまのベテラン勢が新譜をリリース。ウィーザーは捨て曲ない力作。ペット・ショップ・ボーイズは相変わらずの安定感。そして何と言ってもチープ・トリックの新譜が7年ぶりに出たのが涙物。本当に素晴らしい出来。まさにアメリカンロック最後の良心。1曲目からかなりぶっ飛んだ。このオヤジどもが、これだけ頑張っているのを聴くと、僕も頑張らねばと励まされますな。これで今年度のゼミのキャッチフレーズが出来上がった。2016年度もぶっ飛ばしていきますよ~。(TM)

2016/04/01

春先に音楽でも

  年度末でバタバタしていて、なかなかブログがアップできていないが最近の音楽に関して少し。
 リアーナ、キング、エスペランサ・スポルディング、ハインズと立て続けにいい新譜がリリースされたのでゲット。それにしてもどのアルバムも素晴らしいクオリティ。そして、全てが若い女性アーティストの作品、というのが興味深い。個人的な感想はリアーナとキングは隙がない(なさ過ぎの)出来。リアーナはセクシーアイドルとばかり思っていたがこの新譜はおそれ入りました。エスペランサは賛否両論あるようだが、個人的にはこのある意味あやうい感じが好き。前作から間違いなく進化を果たしている。ハインズはスペインのガールズバンド4人組。ガーリーでラフな音作りが、これまた良く、思わずアナログLP盤を購入。イラストが描かれたLPのスリーブがよく、中をあけると盤が何とピンク色だった!これをカワイイと言わずしてなんと表現するのだろうか。
 ふと思ったが、カワイイデザインというのは、基本的にカッコよくなくてはだめなんだなぁ、と改めて感じる。カッコよさがなくてただカワイイのは多分ダメなのだ、と勝手に思い入る。
  さて、男性陣のいい音楽にも期待したいところ。(TM)