2013/11/30

撮影会@石神井台




写真家のキッチン・ミノルさんにお願いして、毎年恒例の撮影会。石神井台の家までお越しいただく。
朝からスタートし、昼過ぎまでじっくりと撮影いただく。
昼過ぎに終了。
その後、雑談をしながら、個人で作品を創り続けることの話で静かに盛り上がる。話をしながら、やはり、結果だけがいくらよくても、そのプロセスに中味がなければまったく意味がない、ということ。つくりつづけることの大切さ。そして何より、好きなことをやってないと、これまたやはり意味がない、ということを思い起こされてしまう。
まあ、至極当たり前のことなんだけど。うむ。
キッチンさん、ありがとうございました。
さて、写真の出来上がりが楽しみです。(TM)

2013/11/20

ポール・マッカートニーをみる

 

 いよいよポール・マッカートニーを観に行く。東京公演の2日目。

 もう、言葉では言い表せない。本当に何て言っていいのか分からなくて陳腐な表現になってしまうが、とても素晴らしいものだった。ライブをみて本当に感動したのは学生時代に見た、ピーター・ガブリエル以来だし、40を過ぎて涙腺が弱くなってきている自分がいるのは分かっているのだが、ライブをみて感動で本気で泣いてしまったのは、まさに初めての経験だった。

   もうさんざんメディアでもいろいろと情報が流れていると思うが、そんな中できるだけ情報をシャッタウトしてライブに臨んだ訳だが、ビートルズの曲が多いのは知っていた。しかし、1曲目、『Eight Days a Week』が始まった頃から、ちょっとヤバい気配、ウルウル感があった。僕個人的には前半の『Maybe I’m Amazed』で完全に泣きが入ってしまい、ポールがひとりで弾き語った『Blackbird』で完全にボロボロになってしまった。でも、会場の8割くらいがあの瞬間泣いたと思うな。中盤の『Something』はジョージに捧げられ、ウクレレの弾き語りで始まるという秀逸な演出で、ここでもまたウルっときてしまう。
  本編は『Hey Jude』で締め、アンコール1弾目に『Daytripper』、『I Saw Her Standing There』などでクライマックスは加速し、最後のアンコールで『Yesterday』、『Helter Skelter』(個人的にはここで昇天!)、そして最後にアビィ・ロードメロディ『Golden Slumbers』~『Carry That Weight』~『The End』で幕を下ろした。
  約40曲、3時間弱、ビートルズの曲が3分の2という圧倒的なセットリスト。2日目は『Jet』が聴けた。新曲群も非常に素晴らしかったし、音楽評論家の渋谷陽一さんもブログで書かれているが最後のエンディングの構成も非常に意味深く、まさにポール・マッカートニーの総集大成のような夢のような時間だった。
  来場者の年齢層の幅も以上に広く、上は歩くのも不自由されている年配の方から、下は高校生くらいの若者まで。ポール自身が71歳なので同年代のうちの母親を少し想い浮かべたが、来場されていたお年寄りの方々は、寿命が5歳くらいは延びたんじゃないかと思う。
  会場にいた誰もが幸せになり、この時間は永遠に続けばいいのに、と感じたと思う。
  ものづくりの観点から言うと、「そんな、みんながみんな幸せになるような状況をつくるというのは本当にあり得ない。。。」、という先入観を、持っていた自分を若干内省しながら、そんな考えを打ち破った奇跡のような時に感謝をしつつ、ビッグエッグの夜は流れる。
  当分興奮は続きそうだ。さて、11月も終盤に向かいますね。元気にいきますよ。(TM)





2013/11/04

連休の素敵な時間



  編集者の松井晴子さんからお声掛けいただいて、我が家「石神井台の家」にお越しいただく。かわいいお孫さんとご一緒に。
  松井さんには、「石神井台の家」を扶桑社の雑誌『住まいの設計』の「家を愉しむ人々」という特集の、光栄ながら連載第1回目でとりあげていただいたのが御縁で、なにかとお世話になっております。
松井さんに「ヘンな家」という愛すべき形容詞をいただき、それ以来いろんな取材がある度に、みなさんその「ヘンさ」を堪能してくださっている、という感じ。お孫さんも、我が家の「ヘンさ」を喜んでいただき、いろいろな場所で楽しんで遊んでいる様子がうれしい限りである。うちの娘が生まれてからお会いできる機会がなかったということもあり、娘に素敵な木のおもちゃのプレゼントをいただく。娘は大喜び。お孫さんにも娘は遊んでもらい、とても素敵なひと時を過ごせました。本当にありがとうございました。(TM)